第28話

倉庫に入ると一斉に挨拶をされた






まあ、あたしにじゃないけど





少ししてからざわつきが大きくなる




ザワザワ





あれって叶斗さんの彼女かな




叶斗さんて…




周りから声が聞こえてくる





叶斗にも聞こえてるはずなのに手を放そうとしない





それにすたすたと歩く足も止まらない






奥にあった階段の手前で秋が止まった






「俺ここおるからまたあとでな~」





手をひらひらさせる





それにあたしも返してまた歩き出す

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