第21話
「この話は終わり
早くご飯食べよ」
から揚げなんか冷めたら美味しくないし
プリン食べる時間なくなったら困るし
あ、ここのご飯ほんとに美味しい
「ぶはっ」
沈黙を破るように秋が腹を抱えて笑う
それにつられて叶斗も波流らしいと笑った
あたしらしいってなんだろう
「意味わかんない」
少しむすっとした顔をしてみた
秋のバカでかい笑い声で
何事かと周りから注目を浴びて恥ずかしい
それでも恥ずかしい反面
安心した顔が見れてほっとした
「じゃあこれからもよろしくな」
「ほなさっそく、今日遊びにいこや!!」
叶斗、秋と順に笑顔を向けられる
「もちろん」
あたし達は麒麟や鬼龍の話を
興奮した秋から聞きながら
残りのご飯を食べた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます