第7話

少し話をしてると時間が経つのはあっという間で

HRが始まる時間が近ずいてきたみたいだった







「またこいよ」





龍さんが手を振りながら見送ってくれた

理事長室をでて、教えてもらったクラスに向かう










それにしても…





この学校広くない!?!

理事長室を出てから5分は歩いてるんだけど…




不思議なことに

不良校のはずなのに設備は整ってるし、

窓ガラスが割れていることも落書きすらない




さすが龍さんが理事長なだけある













キョロキョロと歩き続けること数分

教室の入口付近に立っている人物をみつけた





あたしに気づいたのか近ずいてきた








「あ、君が天海さん?」






そういうと、ニコッと優しそうに笑う





高身長ですらっとした手足をしてる

爽やかそうな男の人

歳は20歳前半ぐらい





いかにもイケメンの分類に入る人だった

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