11

第11話

高校にも慣れてきて1年生も終わろうとした時に

久しぶりにあの人から電話がきた、すぐに電話を取った。


(韓国語、日本語ごちゃ混ぜに話していると思って頂けると。)


「ヨボセヨ〜(もしもし~)オッパ?」


「会那や!久しぶり!!元気?ご飯食べてる??」


「落ち着いて笑元気だよ。ご飯もちゃんと食べてるよ~」


「良かった~あのね!大学合格出来たし留学決まったよ!!来年の4月から△大学の国際科に入学だよ!」


「本当に!オッパおめでとう~じゃあオッパと会えるね。」


「うん。あのさ、会那一人暮らしって言ってたよね。」


「うんそうだけど?どうしたの?」


「一緒に住まない?もちろん会那の住んでるとこじゃ無くても大丈夫だよ。」


びっくりだった。まさかオッパからそんな事を言ってくるなんて、だけどこれを拒否したら何故かオッパが居なくなりそうで寂しかった。


「うちの家においで。おばさんにも話しとく」


「えっ!本当に?なんかすごく今イケメンだった会那…あともちろん家賃とか生活費とかも払うから!バイトもするし!」


「分かった、分かった笑ひとつずつね。」


そう言いながら、通話を一日中やっていた。


久々に人と話した気分になった、これから少し忙しくなるのかな?そう思いながら今日は休んだ。

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