第18話

受け付けで、急患のサトミと言うと、「そちらのパソコンで検索をかけてください」と少々冷ややかな対応をされた。

ハヤテがパソコンを操作する。

「二階、非常口前の254です」


走りはしないものの、二人の歩幅が内心の焦りを表していた。

病室前で名前を確かめドアを開けた。陰鬱な雰囲気が室内に漂っていた。

不安げな表情が三つ、二人に向いた。

コウヘイの首は紫の痣がついていた。ショウヘイの腕を吊られた姿も痛々しい。が、何より生きていることを目で確かめられて、二人は安堵の息を吐いた。


二人はまず、三人の情報を聞いた。

「小六か中一くらいの子どもだよな?」

「ああ。一人は白い髪で青と緑の目、もう一人は紫の髪で緑の目」

「すばしっこい…というより、誰かに訓練されてる感じの…動作だったな。凄く早くて強かった」

ユウヘイとコウヘイはそれだけ説明すると俯いた。

「あの子たちさ…僕たちのことを待ち伏せしていた感じだったね。ずっと前から入念に通学のルート確認してたんだよ…」

ぼそぼそとショウヘイ。

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