3~タイミングと可能性

第17話

院内放送かと思っていたら、直接コウヤから電話が来た。

自宅で合流し、コウヤの運転で市内へと走る。

「お前の白衣が届けられたぞ」

ハヤテは自分の身に起こったことを話す。

「偶然にしては出来すぎているな」

「ええ。考えられるのは、スイと三人を襲った二人に何らかの繋がりがあるか、完全な仲間か…です」

「そして、少女とユウヤの繋がりも、か――。何にせよ、事は起こりかけて…いや、もう起こっている」

「少女は、もう一度会うというようなことを言ってました」

「会うことになるだろう。三上さんが連れ去られたと言うのだから」

「なっ?ユウヘイめ…」

「相当混乱しているのだろう。多少の説明不足は許してやれ」

「分かってます。連れ去った目的はやはり人質…でしょうか?」

「だろうな」

「厄介ですね」

「その時の現場の指揮は、ハヤテ……お前に頼む」


………

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る