第12話

少年たちは右手を突き出した。指の形はデコピン。

「GO!」

白銀髪の少年の合図で指を三度、それぞれ弾いた。

光の弾が飛んでくる。


新能力!?


ショウヘイはバリアを張ったが、それはバリアを貫通してきた。

「ッ!!」

避けれたのは二発。

四発はショウヘイの右肩、背中の左側、両足の太股に焼け焦げた跡を残した。

「うっ!!」

崩れ落ちるショウヘイの横を少年たちは駆ける。


「キャッ!」

「つーかまえた」

タイミングを見計らっていたかのように角から青いスポーツカーが出てきた。

「離してよ!ショウヘイくん!!」

瑠利は暴れたが車内に押し込まれた。


ショウヘイは運転手を見た。


女性…?

外国人?


サングラスをし、金髪の髪をポニーテール、ブラウン系の口紅を引いた薄い唇がにんまり笑っていた。


車は走り去ってしまった。

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