ただの人間が人間を越える瞬間
第43話
その日も僕が留守番をしていた。
筋トレをしていたら、そばに置いてあった携帯が鳴った。
『緊急事態』時のためにと渡された携帯。
僕はすぐ通話を押した。
『みさと!俺のライフル持って南の窓に来い!』
遠い銃声の中、マサさんの怒鳴る声に思わず携帯を少し耳から離した。
突然のことに思考が止まる。
『急げ!援護しろ!』
「は、はい!!」
僕は携帯を切らずにハンズフリーにして、ライフルを取りに走る。
マサさんの部屋に入って専用のバッグから武器をだして組み立てる。
なかなか練習通りにいかなくて焦りがつのる。
それでもなんとか組み立てて南の窓に走った。
窓を開けて
「付きました!」
言うと
『たぶん、もうすぐ見えるぞ』
マサさんが言う。
それを聞きながら、ライフルを構えた。
……重い――
角からマサさんと先輩が姿を現した。
「見えました!」
『敵もすぐくるから、仕留めれなくていいから撃て!あとはこっちでなんとかする!』
「はい!!」
二人が物影に隠れた。
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