第35話
「買い出し」
「誰と?」
「美羽と。女性陣担当」
一瞬文句をいいそうな雰囲気になったが、「わかったわ」渋々ながら頷いた。
「すぐそこだから」
「あの人と行けばわかるでしょ」
素っ気ない突っ込みが背中から返ってきた。
外に出て、「買い出しだそうよ」無愛想に伝えても、美羽はそうと微笑んで答えた。
「…何かしら?」
スイに歩きながら睨まれているので、戸惑いを隠せない。
「大人である余裕?」
「…なんというか……」
美羽は一瞬考えた。
「40年生きてきた分だけの、蓄積されたもの…かしら?」
苦笑い。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。