第25話

「お前らいい加減にしろ!!」


苦笑いで喧嘩の仲裁に入っていたエイジ先生がキレた。

何をしてもキレたことのない先生。

鬼のような形相で特殊ガラスを殴り割っていた。


みんな呆然としていた。


先生は自分の手を見た。ガラスで切れたのだろう。血が出ていた。

暗い表情になると

「……悪い…」

呟いて教室を出ていった。


謝るべきは私なのに。

友達と喧嘩してしまった。止まらなかった。


他の先生方がフォローに入る。

私も教室を抜け出した。


何かの『言葉』にキレたんだ…

なんだろう?


先生をスクール中探しながら喧嘩内容を思い出す。


「マーユ、まだ出来ないの?」

「自慢しないでよ」

最近、新しい三人の子がクラスメイトになった。

その子達は、15にも満たないと言うのに、パワーコントロールが完璧だった。

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