第44話
大悟の言うとおりだ。
雷神は最近できた族で、紅竜の川崎を裏切った数十人からできた奴らだ。
川崎さえもまだ知らないであろう事を、何故あの女が知っていたのかが問題だ。
「あの子がこういう情報に強いとはとても思えへん」
「だよな」
一体どういう事だ、あの女は何者だ。
紅竜の偽物の姫だというのも、もしかして嘘か…?
頭の中で考えても答えは出ない、確かな情報が欲しい。
俺が調べることもできるが、いつも通り任せるか。
「史郎」
「分かっとる」
名前を口にしただけで俺が言わんとしたことを瞬時に読み取り、部屋を出ていった史郎。
優秀なアイツのことだ、2時間もあれば十分だろ…いや1時間だ。
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