第105話

タムタはちょうど目の前にあった、宿の看板にデコピンをかます。

「凍死覚悟でお前といる方を選ぶぞ!」

「同上」

レッドも弾丸の跡が付いた部分を壁に発見しつつ答える。


整備は行き届いてないらしい。


古い…


そっと跡に触れて確かめる。

「…………」

それを横目で見つつ、サリッシュは近付いてくる気配の方を向いた。

「あの……クロスさん、ですよね?」

「……そうだが」

レッドが軽く武器に触れる。

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