第92話

「今でさえ、あそこまで戦えるようになったけど……。目立つだろ?だけど、きっかけはそれじゃあない」

少々間延びした口調でカサブランカは話す。

「対決して、負けた腹いせ。あの頃はあたしも若かった。もう四年。アリアは暗殺者二年目であたしも山賊の頭二年目。親父も早くに死んでくれたもんさね。まったく」


「占いは?」

「15の時からだから、もう11年さね」

「そうか」

「興味ないこと、聞かんでくれるかい?」

カサブランカは苦笑した。

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