第52話

あれ?笑ってる?

変なの…ううんいいのよ

ママもパパも狂ってる

私も

だって…………狂ってる人から産まれたんだもの


だから、笑うのよ


藁で髪を結い上げ、アリアは立ち上がる。

「剣を、貸してください」

神父が剣を出すので、近寄り受け取った。

普通のノーマルソード。17才の少女には少し重かった。

「見ていてくださる?」

服は汚れていても、立ち居姿は凛として勇ましく美しい。

「あなたが望むなら」

笑顔で頷きアリアは歩き出す。踊るように軽やかに歩を進める。

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