第37話

タムタは驚き過ぎて耳を塞ぎ、その場にしゃがみ込んでいた。

その後の静寂は、先程と変わらないはずなのに先程より静かに感じる程。


離れたところからは誰かの笑い声が聞こえた。酒場は盛り上がっている。

「おっま…心臓に悪いって」

タムタがげんなりと言う。

「…それにノブ壊したら入れないじゃん」

「見ろよ」

淡々と言われてタムタは近づき、ノブが付いていた所を見た。

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