第10話
「どこみても山ばっかりだし」
ゴチてタムタがマフラーを巻き直す。
「大陸の真ん中、ベッダは砂漠だぞ?見渡せぞ砂ばかり」
「その砂が国境とかを侵食してるんだろ」
サリッシュの話にタムタは眉を寄せて返す。
「そう」
「まぁ一番暖かい大陸だっつーから…。それでもやっぱ俺はトリードがいいわ」
タムタは昔学校で教わったことを思い出しながら言った。
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