第七章

第1話

深夜、風の音がしていたので、サリッシュは二人より早く起きた。

外に出ると案の定というほどでもないが、薄ら雪が積もっていて、サリッシュはジープのタイヤにチェーンを巻いた。


手を洗い、朝食時に飲むコーヒーの湯を沸かしていると、レッドが起きてきた。

「おはよう」

「……おはよう」

なんとか返すと、レッドは満足そうに笑顔で頷いた。

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