第37話

タムタはでもさーと肩を竦める。

「俺には店だけで精一杯なわけ。サリーの方が腕良いし、早いし……」

「行かない」

その時は断った。


そのうち噂が噂を呼び、今の騎士団長が直々にスカウトにやってきた。

それも何度か断った。

だが、いつまでもタムタの所で厄介になるわけにはいかない。


その時……六年前は、タムタの父親が病床にいたから余計。

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