第74話

ロングソードは真っ二つに折れていた。


いつ?

…そんなのどうでもいい…もう、いい…


オリシアは柄を離した。折れた剣は地面に転がった。


訳もなく涙が流れた。


カリア…あたしは、先に降りるよ……

孤独の馬車から


「あたし…引退するよ……」

ユートが振り返る。

「それって…」

「アホだねぇ…いつものセリフはどうしたのさ?」

涙を拭いながら毒舌。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る