第72話
なんで…今頃、そんなことが……
目を見開いて、迫りくる剣を見詰めていた。
死ぬから?
歯を食い縛り剣を返そうとするが、思うように体が動かなかった。
アイツに謝ってない…
「サーシャ!あたしの後継者はお前だ!!」
…ユート
あたしはただ少し時間がほしかっただけなんだ
すまない…
――ユート……!!
「ごあっ!!」
凄まじい勢いで敵は、肉が潰れる音と骨の砕ける音を残して吹っ飛んでいた。
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