第34話

私は慌ててシーツを被った。

髪の毛もボサボサだし、パジャマ姿だもの。

「ゆ、夢見たの。なんか…あ!」

どう説明しようか考えていて、ピンと来た。


「予言?」


あれが噂の?


「予言だって?」

パパが眉を寄せる。

「うん…汝、世界を救う勇者也って」

「………」

なんだか難しい顔をしてパパは黙ってしまった。

「…パパ?」

「ああ、スープが途中だったんだ」

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