第27話

『孤独』のせいだと気付いたのは、騎士団でスピード出世してからだ。


戦闘中にはたと気付いた。


周りには味方が誰一人いなかった。

足元にも、周囲にも、負傷者は敵ばかり。


……孤独は人を狂わせる。


俺は眠れなくなった。


振り払うように勝利を王に届けた。


勝ち残るしかない。

勝ち残り、褒められる。

その時だけ…刹那だけれど孤独を埋められる。



あいつも…孤独だった。

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