第46話
哉芽は茉白から離れて茉白をハイチェアに座らせた。茉白はあの事を知っている。哉芽は全て打ち明ける決意をした。
「茉白さん。僕の話を聞いてくれますか?長くなるかもしれません。茉白さんの身体が心配だけど、大丈夫ですか?」
茉白は笑顔で頷いた。
「大丈夫よ。心配してくれてありがとう。」
哉芽は涙を拭いて笑顔をみせた。
「座ったままで大丈夫ですか?茉白さんが良ければ横になって下さい。身体が辛くなったら直ぐに燈馬さんを呼びますから。」
茉白は哉芽の気遣いが嬉しかった。
「ありがとう。じゃあ横になって話を聞くね。辛くなったらちゃんというから。」
哉芽が話しやすいようにと茉白はベッドに横になった。ベッドの側に椅子を置いて哉芽に座ってもらった。
哉芽は茉白の手を優しく握った。
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