ソーダーみたく透明で

第48話

一昨日、玲央に話されたことを亜夢に話す。



「えっ!?行くけど…

えっ!? ふ…flat?」


コクリと頷いく私。


亜夢は首を横に振りながら、現実を受け止めきれてない。


「まさかすぎて…」


「私もびっくりだよ」


「しかも告白されてるんでしょ?」


「うん…。まぁ…」


亜夢は私をまじまじと見て。


「国民的アイドルに好かれるって…

前世で何をしたらそうなるの?」


私の両肩を揺する。


「何もしてないって」


「えーでも、flatと沖縄旅行なんて、夢のような話だよね」


「現実なんだけどね」


「期末テスト終わったら水着買いに行こう!


だから…菜穂ちん、勉強みてー!!

補習は絶対嫌だー」


亜夢が私に抱きついてきた。


「あー。はいはい」

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