第24話
「それで告白はしたの?」
「ちゃんとはしてない…。
あいつ、ずっと好きな奴いるから」
これまでの話を皆にする。
「へぇー。玲央の片想いかー
じゃあ次の恋行けば」
泉は簡単に言うけど。
「だってその子には他に好きな人作れば的なの言ってさー、自分だって好きになってもらえる可能性薄いのに他に行かないって矛盾してね?」
「ってかほぼ毎日通ってて怖いわ」
泉と碧は多少バカにしながらも正論を言う。
「良いんじゃない。その花咲っていう子を好きでい続けるのも」
「真琴…」
真琴は俺の頭を撫でる。
「わがまま放題の坊ちゃんをまーるくさせた彼女。俺はこれからも彼女といることで玲央が何かを得る事が出来たらそれでいいかなー」
「俺は振られねーし」
「はいはい」
…にしてもさっき、あの幼なじみ店に入って行ったよな。
気になるんだけど。
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