第13話

「おすすめ?私の??」


「他に誰がいるんだよ。

昨日お前の知り合いが言ってただろ」


顔を真っ赤にして言うから思わず笑ってしまった。


「なっ!なに笑ってんだよ」


「すみません、面白くて…何か可愛い…」


「かわっ…」


「おすすめですよね?

じゃあ今日からのキャラメルチーズはどうでしょうか?あんまり甘くなくて食べやすいですよ」


「…じゃあそれで。あと、敬語じゃなくていい。

さっきみたいに普通に話して」


「うん、わかった」


私はキャラメルチーズのアイスを渡す。


「はい。どうぞ」


「うっめー!!なにこれ」


「だからキャラメルチーズのアイスだってば」


「花咲のおすすめ、間違えないな!」


「ありがとう。座って食べなよ」


坊ちゃんアイドルは嬉しそうに座って食べてる。


「子犬みたい…」

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