止まった時間

第68話

…――――、



気付けば朝になっていた


タクシーで自宅に戻ってから電気も点けずずっとリビングのソファに座り込んでた


しばらく無心だったからか我に返った途端、激しい虚無感に襲われる


閉めてないカーテンから朝陽が入り込む。


…眩しい



今の自分には少しの光もみたくない


重い腰を上げカーテンを閉めた。


……学校休もう


今は外にも出たくない

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