第63話

倉庫でアイツらの目を見てそう思った



「…なるほどな。わかった、陽とアイツらのことは任せろ。後のことは雪と瑞稀に話してから決めよう」


そう言って残りのビールを一気する


「私との情報共有もしたほうがいいわね。連絡先交換出来るかしら?」


「もちろんです」


三苫と翔が携帯を取り出し連絡先交換をする


「…じゃあ俺は陽たちのとこに行く。待ち合わせしてるからな」


携帯をしまいながらそう放つ


「そうか、俺は今日行かないから何か言われたら適当に理由をつけてくれ」


新藤たちのとこで退院祝いをしたあと、俺たちだけでまた集まる予定だった


だけど、陽が動き出したなら俺も動くしかない


「了解」


そう言って翔は店を出ていった

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