第25話

タクシーを拾い、行き着いたある所。



千種公園の近くの空き倉庫



陽が“アイツ”に襲われた場所。



…今日でここに来たの、何回目だろう




わからないほどたくさん来た。



立ち入り禁止と札が掲げてある前で立ち止まる。



『…っ、』



来る度、胸が締め付けられる。



でも来ないわけにはいかない。


私のせいだから。




罪悪感をなくさないため、何度もここに来る。



その度に罪悪感がどんどん積み重なる。



辛いけど、いいんだ。





こうしないと私が自分を殺してしまいそうだから

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