第5話

洗面所で洗顔等済ませてリビングに向かう。



「おはよう。あら似合ってるじゃない」


眠気覚ましのカフェオレを作りにキッチンにいくと朝ごはんの準備をしていたお母さんが目線を上から下へ動かして、私の制服姿を褒めた。


『ありがと。でもやっぱりこういうしっかりした服って落ち着かない』


制服ってなんでこんな締まった感じがするんだろうね。窮屈な感じがするしブレザーとか動きづらいよ。



「学生服なんてその時しか楽しめないんだから。一月ひとつきすれば慣れるわよ」


肩をまわして嫌な顔してたらお母さんに言われた。


どうもブラウスが身体に合わない。


たしかあそこ制服アレンジOKだから次からブレザーやめてパーカーにしようかな。


あ、でも目立つかな?

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