第43話
「うん、気をつけるね」
まつりと終点まで来たが、降りたことの無い駅で2人はぽかんとする。
「なんか、静かなところだね」
「うん、海とか自然が多いね」
2人はあははーと笑いながら歩く。
「制服で来ちゃったけど、大丈夫かな?」
「何か買うにしても…お店もないし
ここら辺じゃ見つかっても大丈夫じゃない」
「そうだね…まつり、見て」
紬が指さす所にあるのは広々とした綺麗な海。
「終点まで行く海があるなんてね」
2人はコンビニに行って飲み物などを買って海に行く。ハンカチを下に敷いて座る。
「めっちゃ綺麗!ね、紬」
「うん…サボれて良かったかも」
「そうだね」
紬はいつ話を切り出そうかと様子を伺う。
まつりも紬が切り出すのを待っている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます