104
「どこにもないんだよ!」
「はぁ?電話してみたの?」
二人の姿が部屋にもなくて、家中二人を呼びながらすべての部屋を開けて見て回った。
最後に姉様の部屋に行けば、やたらと落ち着いた姉様が居て…
「えっ、あっ…そうだよね…」
「学校の友達と出掛けたとかじゃないの?」
あの二人が誰にも何も言わずに出掛ける事なんて無かったし…
姉様の前に海人君、北斗君二人の部屋も覗いてきたけれど、俺のあわて振り様に、今二人は姉様の部屋のドアの前で何事かと言う顔で覗きこんだまま、俺を見ている。
「……」
数回のコール音の後に留守番電話サービスへと切り替わってしまい、電話を切る。
そして直ぐ様空の番号と、海の番号をかけたが、同じ事だった。
家族のグループメッセージのアプリを開き
『今どこ?』
その日、それにたいして既読になる事はなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます