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夜遅くまで隣の部屋から話し声が聞こえて来ていた。


今日帰って来た二人の声。


ほんの少しの間だ、この家の中はガラリと変わり、春の大型連休の頃のにぎやかさは今はもう無いが、一部屋明かりがついている、それだけで気持ちがほんのちょっとだけ、楽になった気がしていた。


夏休み残す所後4日。


珍しく俺はまだ手を付けていなかった宿題を終わらせるべく、朝方近くまで机とにらめっこ状態だった。



鳥の鳴き声と、新聞配達のバイクの音を聞きながら、換気の為開けていた窓を閉めたのは陽が昇る前。


その後意識を飛ばし、目が覚めたのは昼少し前だった。



蒸し暑さと、肌につくベタベタで目を冷まし、開けても風など入ってこないのに、窓を開けて日の高くなった外からの蝉の鳴き声に、耳を塞いでから窓を閉めた。

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