第2話
「お肉が…美味しくてついつい食べてました」
あははーと笑いながら話す彼女をさらに見下ろして冷たく「そんな事は見りゃわかる」と返される。
そうして何故か茉祐の隣に桜井は座る。
「歓迎会なんだから、コミュニケーションとれよ」
「すみません…」
「肉、好きなのか?」
「はい!特にこのお肉!肉汁最高なんですよー!」
がっついて話す茉祐に少し引き気味で「おお…」と返す桜井。
「すみません…いきなり」
「いや、普段の久保を知らないから。こういう新しい一面が見れて良かったよ」
シュンっとなった茉祐とは別に桜井は、クスクスと軽く笑う。
鬼上司の桜井の見慣れない笑顔に茉祐は一瞬ドキッと顔を赤くする。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます