0.突然の告白

第1話

ジューっといい音、そしていい匂いでいっぱいの焼肉屋。


その中で二人で来てたり、多人数で来ていたり店内はかなり賑わっていた。


そんな中、1人黙々とお肉を食べ続ける女の人·久保茉祐。


— あぁ。お肉!肉汁最高!

いつぶりだろう、お肉食べるの…。


「おい!久保っ…久保茉祐!」


「はいっ!!」


突然大きい声が聞こえ、箸を止める久保茉祐。


「職場の歓迎会をやっているのに1人で!隅っこで!何をしている?」


大きい声の主は茉祐が以前から苦手意識している鬼上司の桜井辰巳。


「あ、いや…えっと」


苦手なだけあって上手く躱す言葉が見つからず、目線が合わせられずいろんな所にいく。

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