第90話

「碧海のシステムは聞いたかな?」




『はい。大体は…』



「よかった。それで何処に入るかは決まってるのかな?」



『一応海鬼です』



あたしの言葉を聞いた雷が少しだけ不安な表情をした。



何か問題でもあるのか?




『何かあったんですか?』


表情が気になって思わず聞いた。



「幹部達最近来てないんだよね。学校に」




何ぃぃい!?



「あっ総長は来てんだけど」



総長って……


『恋斗ですよね?』


普通総長がサボるって聞くけど…



「あっそっか。兄弟だったね」



まぁ、あたしは一応思ってるけどあちらはどうだか。




「う~ん……そうだ!君に任務を与えよう」




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