第77話
ーー
「おねぇちゃ~ん!起きて」
その声と共にあたしの体に重みがずっしりきた。
苦し…い
そんなあたしの気持ちも知らずに、永遠はピョンピョンあたしの体の上で飛び跳ねていた。
『永…永遠、苦し…ぃ』
「あっ!!お姉ちゃんおはよう!!」
永遠は飛び跳ねるのをやめ、あたしの体の上に座った。
あたしは上半身だけ起こして永遠の頭を撫でた。
永遠はニコニコ笑っていた。
可愛い…
マジ癒やされる。
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