第64話
「これがぼくのおはなし」
そう言って顔を伏せた永遠。
ただ甘え方を知らないだけなんだ。
あたしには永遠の気持ちが分かる。
あたし自身も親に甘えたかった。
でも今はそんな事ぜったい思わないけど。
『あたしに甘えな。とことん甘えさせてやる。覚悟しなよ?』
ドヤ顔気味で言った。
「うん…ありがとう。おねぇちゃん」
そう言って永遠は本物の笑顔であたしに微笑んだ。
かっ可愛すぎる…//
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