第60話
「隣の部屋を使え」
イラつきながら組長さんが言った。
おぉ、怖っ。
早く隣の部屋に行こっと。
八つ当たりされそうな予感がする。
あたしはそれから逃れるかの様に、泣いている永遠を持ち上げて、隣の部屋に逃げ込んだ。
隣の部屋に入ったと同時に、ドタンと物凄く大きな音が響いていた。
暴れておる……
親父やめろよ、貴方暴れないでよなどいろんな声が聞こえた。
修羅場だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます