『無理しなくていいんだぞ？まだ、子供なんだ。甘えとけ』

何故か永遠にこの言葉を言っていた。

それを聞いた永遠は…

泣き出し、あたしにさっきとは比べモノにならないくらいしっかりと抱きついて来た。

永時はさっきまであたしに抱きついていたが、いつの間にか離れていた。

「あ…りがと。ぼくのおはなしきいてくれる？」

『うん。でも、場所移そうか。二人っきりの方がいいね』

一部始終を見ていた組長さん、矢雄斗、楓ちゃん、永時は呆然としていた。

無理もないか。

永遠が抱えてる事に気付けなかったもんな。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい