第15話

「お前、ちゃんと戻ってくるだろうな?帰る家ねぇんだから」



『まぁ気分次第だなぁ。てか帰る家がないっておかしくない?あたしはただ家の手続きが面倒なだけ』



金なんて、手に余る程持ってる。




ちょっとした仕事で金を手にいれてる。



その仕事の内容はまだ言えないけど。




「フッ…お前はそう言う奴だったな」



『そうですよ~。んぢゃもう行くね』



香くんに手を振り、BARを出た。

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