第46話

「お嬢様。そろそろお時間です」



二人の会話はそんな第三者の言葉で遮られる。





声のする方を向くと、執事らしきスーツ姿の男性がシャイニーの後ろのドアから顔をのぞかせている。





「もうちょっと話していたいんだけど」




シャイニーの言葉に執事らしき男性は困ったような表情をしている。




「何シャイニー、あんた執事なんて引き連れてたの」




イヴはその男性を上から下まで舐めまわすように見た。




まだ30にもなっていない20代の青年と思われるが、その頭は白髪で。


スーツをビシッと着こなす姿はいかにも仕事ができますって感じのイケメンだ。




「お嬢様、お友達にご挨拶してもよろしいでしょうか?」




執事は、そう言ってドアから中に入ってきてイヴの前に身をのり出した。



「いいよ。あの、イヴちゃん。この人ぼくの家の専属の執事で、アダム・信司さんって言うの。東照機国出身なの」

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