第7話

「ふざけんなよ。ボケ。


俺が何のために

お前とこうやって一対一で話し合わなきゃならないのか、

わからないわけじゃないだろうな」



軽く頭を打たれたイヴは、

深くため息を吐いた。



「何でわたしが、

昨日までその存在も知らなかった名前も知らない男と、

クソつまらん話しをしなきゃならんのだ」




イヴが吐き捨てた唾が、灰色の床にポトリと落ちた。




「馬鹿アマ。

国家の税金で造られた神聖な建物の床に唾をはくんじゃない」



男はイヴの唾をティッシュで拾った。

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