第33話
そうしたら、
親父もみるくを見ようと戸を開けた。
「おぉ!ママの服は日本人の体つきじゃ大きいのに、意外とピッタリじゃないか。
それどころか胸なんか今にも飛び出そうなくらいにパッツンパッツン」
「エロいわよ親父さん」
ナンちゃんが冷ややかな目で見ると親父は、やー参ったと頭を掻いた。
「ジローくんの母親ってどんな人なのかな?
みるくはジローくんの母親がいなくなってから、ジローくんの友達になるためにここに来たから何も知らないの」
みるくがそう言うと、親父とナンちゃんは顔を見合わせた。
「君は、本当にあの牛のみるくなのか。
ナンちゃんから聞いてはいても信じられなかったんだが、
母親のいない寂しさを紛らわせればと、わしが幼かったジローのために連れてきたのが牛のみるくなんだ」
「うん。来たばっかの時にみるくを牛肉にして食べたりしないから、代わりに家の息子の友達になってくれって親父さんに言われた」
「そうか、君は本当にみるくなんだな。わかったよ。これからもどうか同じように息子の友達で・・・いや、彼女になってくれないか」
「うん。そういうつもりで人間になったの」
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