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そういう私も所詮クズの仲間。


傷つくことがわかっていてもやめられない。




小さな枠に数文字打ち込めば、簡単に繋がる嫌いな彼女たちの日常。


友達と何を食べたとか、彼氏や旦那とどこに行ったとか、そんなキラキラした日々。



知りたい。けど、知りたくない。



楽しそうに写る写真。幸せそうな顔。


見たくない。


顔を見れば思い出してしまう。



あの頃のことを。あの頃の彼女たちを。


どうしても忘れられない。




込み上げてくるのは、怒りよりも、恐怖。


逃げ出したくなるような感情。



ぎゅっと目を瞑る。



逃げたい。




でも、情報収集しなくちゃ計画は始まらない。



あの子のために。



すっと力を抜く。


そう、全てはあの子ため。




パッと目を開ければ覚悟は決まる。



カタカタカタとパソコンを打つ。



今誰と誰が繋がっていて、誰がどこで何をしているのか。そして、これからのことを。


別ルートからの情報とも照らし合わせて資料をつくる。


単なる資料。事務作業。



そこに感情はいらない。必要ない。



計画はこれから。

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