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ネット上の掲示板は見るのをやめた。



傷つくとわかっていてみるのはバカだと。


見なければ傷つかなくてすむと。



でも、そうじゃなかった。




この時の精神状態では、見ても見なくても同じ。


見たら見たらでそこの文字に傷つく。



だけど、見なくてもそれを想像してしまうから、どっちにしても傷ついてしまうんだ。



それは、まるで幻聴のように脳を占め尽くす。


苦しみからは逃れられない。





きっかけはなんだっただろうか?




その頃の彼女は、張り詰めた風船。


少しの刺激で破裂してしそうな状態。


いつ割れてもおかしくない精神状態だった。

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