P.131

車のドアを開けると、腕を組み、いつも以上に不機嫌なオーラを出す総長様。



その隣に座る気にはなれず、思わずそのままドアを閉めたくなった。


けれど、「おせぇ」と低く、怒りのこもった声で言われ、これ以上怒らせるわけにはいかないと悟り、素直に車に乗り込んだ。





そして着いた先は、いつか行ったファミレス。


私は前に来た時に食べたサラダよりも少なそうなサラダを今度は自分で選び、半分くらい食べた。



「そんなんで足りんのかよ」と、また総長様に怪訝な顔をされたけど、それ以上は何も言われなかった。


雅人も「南里ちゃんってほんと少食だよね」と感心するように言うだけだった。




それから、いつもの場所に送ってもらい、アパートへ帰った。

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