P.129
「まぁ、わざわざ帰る理由もないですからね。それに、私が帰ったら表にいる人たちにも迷惑かかるだろうし」
別に、ここにいたいわけでもないけれど、帰らなくちゃいけない理由はないし、こんなところで反抗する意味もない。
歩いて帰るのも面倒くさいし、後々面倒なことになるのも嫌だ。
それに、私が勝手にいなくなったら留守を頼まれた彼らが責められるかもしれないし、そうじゃなくても迷惑がかかることは間違いないだろう。
それはできるだけ避けたい。
迷惑をかけたくないというか、どういう形であっても、本来いるべき存在ではない私が、彼らに影響を与えることはしたくない。
荒らす気もないと言ったのもそういうこと。
まぁ、ここにいる時点で、もうすでに何かしらの影響は与えてしまってるのだけど。
でも、だからこそ、それ以上のことはしたくない。
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