P.122

だけど、彼らはそう思っていないらしい。




誰が言ってるのかはわからないけど、すぐに報告がいくようで、上履きがなくなったのもすぐにバレ、問い詰められた。



おまけに、ただそれだけのことなのに、今度こそ犯人を捜させると言い出すしまい。




なんでそんなに私のことに構おうとするんだろうか?



管轄外のことなんてほっておけばいいのに。


というかほっといて欲しい。




必要以上に彼らと関わろうとは思わない。


それはもちろん好き嫌いの問題ではなくて、人と関わりたくないというだけ。



干渉されたり、強制されたりするのは嫌。



‘自分’をもっているわけではないけれど、自分を変えるのも嫌。


 


面倒くさいからと一緒にいることを了承してしまったけれど、だからといって、何から何まで従う気もないし、仲間ぶる気もない。




結局私は部外者。


彼らたちとは混ざれない。




どこにいても誰といても、結局私は独りなんだ。



それに悲しいとか寂しいとかいう感情は持ち合わせていない。



私は独りでいい。




今までも、今も、そしてこれからも――…





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る