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「南里ちゃん、どうしたの?」



そんなことを部屋の手前で立ち止まったまま考えていると、先に入った雅人がヒョコリと顔を出した。




「私はどこにいればいいんですか?」


「え?」



質問の意図がわからなかったのか、小首を傾げる雅人。



「この部屋は、決まった人しか入れないんじゃないんですか?」


「あー、確かにそうだけど。南里ちゃんは気にしなくていいよ」



私の唐突な問いに、雅人はいつもの笑顔を浮かべて、さらりとそう言った。



これはあくまで炎雷の中でのルールであって、炎雷じゃない私には関係ないということだろうか?




「溜まり場にいてくれればどこにいても構わないけど、ちょっと話があるからとりあえず入ってくれる?」


「…はい」



結局、雅人に促されて部屋に入った。

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